| ホロクリンMR-Hは、Ti及び6･4Ti合金用の精密切削加工中・鍛造プレス・鋳造キャスト等の製造工程中発生した酸化皮膜及び酸化富化層を除去し更には、微細なバリを除去することで鏡面出しができる一液性のTi専用処理剤です。 |
特徴
本商品は、原液のまま使用でき、Ti及び6･4Ti 合金材の表面の鏡面光沢が出せます。化学処理なので品質が向上しまた、安定した生産が可能で効率が上がります。 |
使用目的
従来の物理的手法に変わる新しい処理方法です。 ホロクリンＨ-Ｓは、Ti及び6･4Ti 合金の加工中に発生した酸化皮膜を細部に渡り短時間で除去し光沢を出す目的で使用します。 |
主成分
・ 主成分 硝酸50% フッ化水素 12% 比重1.35の強酸性液体。
・ 淡い黄色で特有の刺激臭がする液体。
・ 医薬用外毒物指定品 |
対象金属
純チタン・6･4チタン合金・βチタン・ＳＵＳ系・モネル等 |
使用方法
① CH-S洗浄剤を使用して脱脂洗浄をする。
② 製品同士が重ならないように専用トレーにセットする。
･ 処理剤に浸漬し軽くゆすりながら処理する。
･ 液量により一度に処理できる量が変わります。
･ 少量の液で大量の処理をすると液温が急上昇し大変危険です。
･ 材料は完全に液中に浸漬して下さい。
③ 浸漬時間はおよそ5～30秒の間で、材料の仕上り具合を見て調整して下さい。
④ 処理が終了したらすぐに水洗いして下さい。
⑤ 十分に水分を除去し乾燥して下さい。 |
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前準備及び共通条件
・ 保護用具を身に付け緊急の場合に備えて水道設備の有る場所を選び、更に、処理剤及び金属処理中に刺激臭が発生しますので排気 設備の整った箇所を準備する。
・ 液量は処理物の体積×50倍以上を用意する。
・ 処理剤を耐薬品性の金属製品以外の槽ﾌﾟﾗｽﾁｯｸ･ﾃﾌﾛﾝ・PP・塩ビ製等の容器に移し替え液温が２５～３０度の範囲に成るよう恒温 装置で加温及び冷却する。
・ 処理時間を事前にテストピースを使い条件出しを実施する。
・ 処理する製品に付着している切削屑又は、液等を除去し処理剤に混入しないようにする。
・ 処理液温が40度以上になった場合は、液温が下がるまで使用を一時中止する。
・ 絶対に少量の処理剤中に大量の処理物を入れないこと。
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洗浄処理後
･ 所定の時間が過ぎたら速やかに液の中から取り出し処理物に付着した処理剤を流水又は、水の入った回収槽で十分に濯ぎ洗う。
･ 処理物の形態によっては３～６％程度のアルカリ溶液で洗浄し細部に残った処理剤を中和処理する。
･ 水の入った超音波洗浄器で３分間程度洗浄する。
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貯蔵方法
・ 容器の蓋を締め、直射日光の当たらない冷暗所に鍵をかけて保管して下さい。
・ 他の薬品及び有機物から離して下さい。 |
廃棄処理
・処理効果のなくなった液は、水で充分に希釈した後、中和剤にて中和処理後産廃業者へ廃棄委託して下さい。 |
処理薬品注意事項
別添付製品安全データーシートをご確認下さい。 |
荷姿
1Kg有償サンプル品・3.5Kg手付きボトル・20kgUN容器入り |
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