質 問 : Question
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CH-300Sの詳細な使用方法
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ポイント
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CH-300S 使用方法 安全性 CH-S 安全性データ-シート
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Q‐1
先日、送付していただきましたホロクリンCH300Sと洗浄剤ですが、良好な検討結果が得られました。
つきましては、製造工程での使用にあたって、安全性と詳細な使用方法について教えていただきたく連絡いたしました。
安全性にですが、ホームページを拝見したところ、CH-300S、CH-S洗浄剤ともに普通物ということでしたが、使用において換気は必要ないのでしょうか?
また、生産での使用例と安全性データ-シートを送付して頂けますでしょうか?
よろしくお願い致します。
A‐1
お世話に成っております。
この度は商品購入頂きありがとうございました。
お問い合わせ頂きました商品の使い方に付きましてご連絡致します。
処理剤のご使用箇所は、なるべく換気設備の整った室内でお取扱下さい。
少量であれば、ドラフト内でのご使用をお奨め致します。
A‐2
使用方法ですが、先ずCH-S洗浄剤で約1分程脱脂洗浄を行います。
(注:通常のアルカリ洗浄及び炭化水素系の処理剤を使用することは出来るだけ
避けて下さい)
仮に切削油及び離型剤等が多量に付着している場合等は、最初に現状の脱脂洗浄
剤を使用した後、改めてCH-S洗浄剤をご使用下さい。
CH-300S処理剤は、デリケートな商品でアルカリ系及び炭化水素系の処理剤が
混入することで処理剤の劣化を早めますのでご注意下さい。
尚、CH-S洗浄を使用する際は、超音波洗浄機を併用されるとより効果的です。
次に、水洗いを行いますが、処理物が乾くまでに、なるべく早めにCH-300Sの処理を行って下さい。
製品を水洗いした時に製品に付着している若干の水分が混入する事は問題有りませんが、処理液全体の体積に対して5%未満に抑えて下さい。
処理時間は、除去物の程度に合わせて3分から10分程度とし、場合には20分程処理を行って下さい。事前にテストピースで条件出しを行って下さい。
A‐3
CH-300Sの用途先としては、切削加工時に発生した微細なバリ及び金属表面の
“ささくれ” (μ単位)の除去並びに切削バイト目の除去です。
更に、今回の商品CH-300Sの一番のポイントは、切削加工中に発生した変質硬化層の除去が可能で同金属並びに異種金属とのクラッド及びロー付け溶接性の向上です。
A‐4
対象金属としては、オーステナイト系金属全般で316Lの処理も可能です。
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