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CH-Series バリ除去 毒劇物非該当 特許番号 第4508602号 CH-Series資料 CH-Seriesは精密切削及び研削加工時に発生した微細なバリを数ミクロン単位で除去することのできる酸性系のバリ除去剤になります。 バリ以外の箇所には極力影響を抑えた液組成になっており、バリのみを選択的に除去することが可能です。 ◆ CH-300S 酸性系 【用 途】 300番台オーステナイト系SUSのバリ除去 【具体例】 医療歯科部品のバリと不純元素除去 特徴 手作業等の物理的作業方法では、難しいような大量の製品が一度に処理でき、また均一な仕上げになることで品質が向上します。 特定元素を取り除くことも可能であり、品質向上に向けた取り組みも可能になっております。 使用方法 製品の表面に付着している切削屑及び油脂等を、洗浄した後に本液での処理を実施して下さい。 本処理液を事前に恒温装置で25度~60度に加温した後、製品を投入します。本処理液は、繰り返し使用することに従い、新液時の処理時間より徐々に反応時間が液の劣化に比例して長くなりますので、新たに処理を行う前には必要に応じて処理テストを実施して処理時間を決めた後に、使用して頂くことになります。 本処理の使用に当たり注意することとして、処理時間が長くなると液温が規定の温度より徐々に上昇して高温になる場合もあり、製品を痛める恐れがありますので、このような場合は、冷却装置を使用して常に規定の液温になるように調整してご使用下さい。 なお、処理剤の効果は、除去目的のバリの大きさにより異なりますので、予めサンプル商品でテスト処理を実施していただきデータをお揃え下さい。 ※少量の処理剤中に一度に大量の処理物を投入することは、液温が上昇して、火傷等のケガをする原因にもなり、危険ですので行わないで下さい。 主成分 ・ 無機酸を主成分とした比重1.366の酸性液体 ・ 薄黄色で特有の刺激臭がする ・ 普通物(毒劇物指定外品)※比較的安全な薬品構成となっております。 対象金属 Fe合金のオーステナイト系300番台で主成分がFeで4から6極合金であるもの。 用途 ・ 金属表面に発生した切削加工焼けや変質硬化層の除去 ・ ミクロン単位の微細なバリを選択的に除去 液管理 バリ除去作業工程と廃液処理工程 本処理剤は、当社で客先の用途に合わせて処理剤を調整してお出ししておりますので、原液での使用となりますので、絶対に水等で希釈しないで下さい。 ◆ CH-355S 酸性系 【用 途】 Ni/Co合金及びSUSのバリ除去 【具体例】 電鋳品、メタルマスクの平滑化およびR付け / シャープエッジの品質向上 ◆ CH-421S 酸性系 【用 途】 炭素鋼、銅・銅合金、アルミ・アルミ合金などのバリ除去 【具体例】 精密部品や金型のバリ除去 ◆ CH-11H 酸性系 【用 途】 特殊焼結金属の切削加工バリの除去 【具体例】 特殊材料のバリ除去 |
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